もう１か月以上前になるけど、ON THE TOWNを見てきました。
歌！ダンス！今を楽しむぞ！！！ってかんじで頭空っぽにして楽しんできました。
でもふとした時に振り替えると、思い出すのは「またいつか」という曲で、あれ？切ない話だったっけ？と思ったり。大々的にメッセージを押し出してこないところが良かった。
見るからに良い人なんだろうなぁってかんじの珠城ゲイビー。でも冷静に考えるとやってること割りと悪めだよねって気も(笑) いきなりレッスン室に入る。会員制のクラブに押し掛ける etc.. でも嫌なヤツ！ってならないのはやはりあの圧倒的な“良い人オーラ”なのかな～と思った。（だからこそめっちゃ黒い役とか見たくなる）
美園アイビーもやっぱこう、バーーンとしたハデなかんじ似合うよな～～倒立があるとは聞いていたけど思ってた以上に長くてびっくりした。しかも戻った後すぐに歌えるのすごいな…
鳳月オジーは脳筋・原始人のインパクトよりもとにかく色気が…！「オレがプランを立てたら～」ってたぶんギャグなんだと思うんだけど、プレイボーイの口説きプランにしか見えなかった(笑) クレアと部屋着（バスローブ？）で出てきたシーンも色気と異次元のスタイルであれ？めっちゃおしゃれなのでは？と思ってしまったから怖い…
暁チップは、あれ大丈夫なの…？（先生の趣味炸裂しすぎじゃ） 夢現無双のオレ様キャラからの振れ幅がすごかったな～いきなりギア入ってオラつくのが面白かった。
役替わりがけっこうそれぞれで違いがあって面白かったな～
海乃クレアは天然小悪魔ってかんじで、まったく悪気なくピットキンを振り回してるかんじ。心からこの人だけはわたしの味方?と思ってるような。対して夢奈クレアは力技で押し切る！ってかんじがして「そうよね！？ダーリンいいわよね！？ね！？！？」ってかんじ。だからピットキンが「わからないよ」と言ったときも海乃クレアは青天の霹靂ってかんじだけど、夢奈クレアはまじかーここまでかーってかんじがした。
なので、英真ピットキンが海乃クレアに対しては困惑しつつもしょうがなく振り回されてて、ルーシーと会ってあれ？何でこんなことしてたんだっけ？となって「わからないよ」となったように見えて、夢奈クレアに対しては最初から我慢の限界がすぐそこまで来ていて、ルーシーと会って僕だって楽しんだっていいよね！今まで我慢してたし！というふうに見えました。
ヒルディはすでに１回演じてるさち花ヒルディのクオリティが素晴らしかった…「家においで」（タイトルがわからない）はもう圧巻。グイグイいくけど女感も出すって駆け引きでチップを落とす感。夢奈さんも歌うまかったな～何より男役なのにこの短い公演期間で娘役を２役も演じきったというのがすごい…（無茶振りなのでは？という気すらする）夢奈ヒルディは駆け引きなし！押しの強さっていうか好きって言ったもん勝ち！みたいな勢いを感じた。
ルーシーもさち花姐さんの方が…というか、ぜっっったいに笑わせてやる！！！っていう圧がすごくて笑 １台詞につき１笑いさせるぞ！くらいの意気込みを感じた。それでいくとやはり”挑戦”ってかんじになる海乃ルーシー。ぱっと見、誰がやってるんだろう…？となった。一直線に一生懸命生きてるだけなんだけど、周りから見るとそれが面白いっていう天然ルーシー。なのでピットキンと仲良くなったときに良かったね～～てなる。さち花ルーシーはあれ？最初から狙ってた？って若干のしたたかさを感じた(笑)
舞台の内容についてではないんだけど、初回見た時ゲイビー１人だけのかなり静かなシーンで客席から奇声があがって。酔っ払いだったらしくて、２幕からは静かになったのか退席したのかわからないけどびっくりしたしちょっと怖かったな…マチネだよ？（ソワレならＯＫというわけではない）夏休みでテンション上がっちゃったのか？お酒飲んでもほろ酔いでやめといて～～～
あと梅芸の２階席は見づらい。センター席ならそんなことないのかな？？？
最後に緞帳が降りて大劇場だと「さよなら皆様」が流れるところで、オケの演奏流れたの良かったな～。この公演は映像化しないみたいだし；；少しでも記憶に留めておきたいよね…せめて一度でいいからスカステで流すとかできないのかな～～何卒。でも千秋楽とともにパンフやグッズも販売終了したくらいだから厳しいですよね…曲がったりしたら嫌だから東京で買お～と思ってたら駆け込み需要で完売してて買えなかった( ；∀；)かなしい( ；∀；)
