1月に見た舞台の話

びっくりするほど今更だけど1月に見てきた舞台の話。(本当は2月頭くらいに書いたんだけどずっと下書きに入ってて、せっかくだから供養)

 

今年の観劇初めは宝塚でした。

 

雪組 ひかりふる路/SUPER VOYAGER

 

 

だいきほ大劇場お披露目公演!すごいわくわくしながら期待値上げて見に行ったけど、そのよりもずっとずっと良いものが見れてハッピー(むしろどハマりしたもっと見たい)(歌が聞きたすぎて宣伝の映像を延々リピートしてる)(もっと見たいよーー)

ソロもいいし、デュエットもいいし、本当に素晴らしい…歌がいっぱいの作品どんどんやってほしいなと思いました…

制作発表の映像だったかで、「記者の皆さんがだんだん民衆に見えてきて、歌い終わったらウォーー!ってなるかと思ったのに」(意訳)最初に見たとき、なるほど~~~~~と思ったわ。これ確かにウォーー!ってなる、やりたかったわ。

だいもんの歌声がほんとに誰よりもパワフルで、歌い出すと圧力でガンとやられる。オーラもあるけど、それ以上により音圧を感じる…すごい……

きーちゃんの歌は全然どこにも力みがなくて「がんばって高い声出します!」感がまるでなく上から降ってくるような歌声でさらにppでもあんなにはっきり歌詞が聞こえて素晴らしいな。マリーアンヌが自分の生い立ちを歌うところとか本当すっき…本っ当に小さな音なのでよく聞こうとしてグッと引き込まれるんだなぁ…ロベスピエールの理想を聞いて、新しい家族と出会って、女性革命家と出会って「新しい人生がいまここから始まるの」という流れがとても好き。めちゃめちゃエモい。

 

ロペスピエールが恐怖政治を宣言するところ、ムラで見たとき割と唐突というかひらめき的に「恐怖」って言ってて、え?そんな流れあった?ってちょっと混乱したけどそれがすーっとわかりやすくなってたなぁ。あの時代のパリにいる頭だったのに、歴史を知ってる現代の自分に一瞬戻らないといけないというか、あそこで一度途切れてしまうかんじが何だかなーと思っていたけどスムーズに恐怖政治に結びついてて、作品世界から出ることなく見れてよかった。

 

ダントン夫妻が良い(良い)

ダントンの何あれは?包容力??んー何というか「大きい」んだよなぁ。とってもスレンダーなのに…素敵…とくに笑顔だったところからギュッとキリ顔になるのがめちゃめちゃかっこいい(ピンポイント)ガブリエルの「あいよ!」って言い方とてもかわいい。お顔がかわいらしいのに、姉御肌でかっこいい。ギャップがすごい。モテるし女好きであろうダントンがあのガブリエルと結婚しているという事実すごいグッとくる…

戦争前の2人のシーン、4列下手の端に座れて、もう本当このシーンのためにこの席…!って最高だった。もう本当に良くてずっとこのシーンをループしてくれーーーって思うけど、同じくらい何というか、ギャーーみ、見てしまった///みたいな気持ちになるな…

 

サンジュストが気になる

ロベスピエールへの陶酔具合が見るたびに気持ち悪くなっていて(褒めてる)キャラクターとしてめちゃめちゃ好き。「ダントン達の処刑は滞りなく終わりました!」のところとか子犬かよ!と思ってしまった。ほめてほめて~って報告したのに「そうか…」だけで終わってちょっとさみしそうな表情だったり。このお話自体が、こう、歴史の隙間の話なんだが、さらにそのスキマを考えてしまうのはオタクの業だよねしょうがないよね(言い訳)ということで見逃してくださいえへ…

 

 

SUPER VOYAGER

このショーめちゃめちゃ楽しい。どの場面も楽しすぎて実質5秒くらいに感じる、言い過ぎだけど言い過ぎじゃない、見ればわかる。

初めて見たとき、もう一発目からきーちゃんかわいいいいいいいいい!!!!!!!しか思えなかったよねみんなそうだと思うけど(決めつけ) 

希望の歌でロケットのシーン、なぜかわからないけど毎回涙が出てくる。「♪あ〜あぁあ〜ぁ」がとてもかわいすぎてつらい。そしてここのお衣装にとてもドナっぽさを感じる…マリンルックかわいい……

 

ララランド(って呼んでるけど本当はなんだろう)

もうここね、ほんと彩風さんから目が離せないんですよ…終演後吸い込まれるようにブロマイドを買いに行ったな…とっても素敵……

 

ビギンザビギン(いや本当は何なんでしょう?)

最後に見たときは第一声が「イエー!」だったかわいい

「アーイ」も相当いろんなパターンあって(いや本当に「アーイ」なのかわからんけどそんなかんじに聞こえる)毎回違って一瞬だけど毎回楽しみだった。

 

DIAMOND SHOW TIME

圧巻、天晴れ、素晴らしい

まじですごい……これ映像にどんなふうに収まるんだろう…入りきらなくない???

 

暴風雪で一番下手で旗振ってる方は誰だろう、?2Fの奥からオペラでのぞいてた時にこの方だけものすごい目線くれた(気がする)パンフレットの並び順からすると日和さんか彩海さん…かな???まだまだわからない子がいっぱいいるなぁ…要努力

 

お芝居もショーもとてもよかった、というか数日すると「ミタイ…キカセロ…」って禁断症状になってくるので、取り急ぎCDだったらもう出てたりしないかなって調べたらちゃんとあった。その上なんと2/8にDVDとBlu-rayも発売。

えっ、えっ早くない??東京楽2/11だよね???やっぱり財力の大きいところは違いますなーーーそういえば初めて宝塚見たるろ剣のライビュ会場でDVDが売られててなぜ!?ってすごい驚いたんだったな…大楽の数日前に発売されるんだね。

CDはお芝居とショーで分かれてるので両方聞きたかったら2枚買わないといけない…あれ?だったら映像で買った方がいいのでは??

 

…って思う人がいて映像買わせる作戦なのでは???んーー、でも映像だと家でしか見れないしなぁ。悩ましいですね~~~あ、しかもこのタイミングで発売ということはムラで収録したやつなんだよね…?お芝居は東京のがほしいよ~~!台詞が一部変わってわかりやすくなったんだしそっちを残そうよ~~~って考えると公演中の映像発売も良いとこばっかりというわけでもないのかな…

 

は~~~あと1回くらい見たかった(ミセロキカセロおばけ)

 

 

戯伝写楽2018

 

 

 

やっぱりミュージカルって楽しいな〜〜〜〜と思いましたあらためて
お衣装が鮮やかできれいだったなぁ。アンサンブルさんたちがけっこうな回数着替えてて、出てくるたびに違うお衣装になってる…スゴイ…相当な回数着替えてるよねと思って数えてみたら(数えたんかい)1幕で5回、2幕で4回着替えてる(たぶん)あ、でも男性アンサンブルはわかんないや。女性ののみ。あと、動きからしてもうぜったいこの人宝塚OGの方だ娘役だ…!って思った人を終演後にパンフレットでチェックしてみたら当たってたので1人で満足した(それだけ)

 

壮さんの舞台をずっと見たくて
というのも、借りて聞いた宝塚100周年記念のCDを聞いていて、当時まだほとんど誰の顔も名前もわからなかったけど、「あ、この人の声すきだな~」と思ったのがもうほんと全部壮さんだったんだよね…それで気になって調べてみたら元雪のトップだっていうじゃないですか!これはわたし見に行かないといけないやつでしょ…?と思ってたらしょこたんと共演してくれてなんという巡り合せ!やった!!!

浮雲のお着物はやはり出てくるたびに変わってましたね…さすが花魁。きれいだけど着るのは重そうだな~と思っていたらやっぱり本当に重いらしく、アフタートークでさらし者になってる時が一番いい、軽いから!と言っていたのは笑ってしまった。そんなに重いのね…

 

おせいの後半の狂気のシーンが回を追うごとに素晴らしくなっていってて、良いものを見させてもらったなぁという気持ち。どんどん死人に憑りつかれてるすごみが増してく。東京楽ではついに「ジャマしないで!」て台詞だけで十郎兵衛を退かせるようになった。あれはゾクッとしたわ。わたしが見た中だと、前までは若干身振り入れつつだったのに東京楽最後の台詞は台詞のみで十郎兵衛の手を制したの本当すごい
東京の期間でこの進化だったら地方行ったらどうなるんでしょうね…行く予定ないんですけども…気になる………

ところでおせいっていくつくらいの設定なんだろううね?序盤だとものすごいキャピキャピというか、若いなってかんじだけど苦労してきた(本人はあまり気にしてない風に見えたんだけど)から出る謎の落ち着きなのか…

 

あと鉄蔵さんが怖くて怖くて…ものすごい粘着ストーカーなかんじが出ててめちゃめちゃ怖かったです。(怖かったけどめっちゃ褒めてます)

 

この公演中ずっと思ってたんだけど、内容とか演技どうこうじゃなく音響がな~~~っていうのが残念だった。
歌詞が聞き取れない曲がいくつかあって、一瞬話から置いていかれるというか…同じ人が歌っている他の曲だと聞き取れるから滑舌とかそういうことでもないと思うんだけ何なんだろう…けっこうエコーかけてたり、掛け合いで違う歌詞歌ってたりするからなのか…?違う会場で聞いてみないとわからないかな~~~

と思っていたら、東京楽はとてもマシになっていた。(良くなったとは言っていない)あの会場自体2階の方が音響がいいのかな~

 

与七がWキャストなのおもしろかったな〜人情味?というかもはや母性?あふれる感じがするのは栗ちゃんの与七だなぁ。切れ者感あるのは東山さんだけど。誰にも見せてない顔がまだまだいっぱいありそう。栗ちゃんの与七はうどんに入れるにんじんをハート型にしてそうだよね。リンゴ剥いたらぜったいウサギにしてくれそう!そんなイメージ(どんなだ)


1/18 アフタートーク

「普段は左利き、おせいは右利き中川翔子です。」これ聞くまで全然気付いてなかった。


女性キャスト全員集合!さらに5人中3人が宝塚出身なので、他の2人にも宝塚のような芸名を考えたのでここで発表~

名前考えるのってよくわかんないけどめっちゃ楽しいよね…!

せっかくだから、ということで宝塚の初舞台で実際にやっている口上風に発表。
名前を発表するしょこたん・中村さんを後の方にするために並びを変えようとするんだけど、マイクが有線だから絡まりそうになったり壮さんのお着物が大変だったりとなかなか進まないw

中村さん … 希紅茶

「のぞみてぃー」と読む。紅茶と書いてティーと読む。初見じゃぜったい読めないよ…!


しょこたん … におう たん

いったいどんな字を書くんだろう…笑
名前の由来は、親が名付けしたときに「しょうこ」じゃなかったら「におう」という名前になる予定だったことから。ますますわからないwそれに愛称の「たん」を付けた。仁王様の「におう」なの?って話にあったけど何由来なんだろうね!?!?パッと思い浮かんだのは源氏物語の匂宮だけど男性だよね…


男役・娘役だったらどっちかな?と
壮「いまの声だったら男役かな」
華「少年役が多くなるかも」

しょこたんの身長でも男役なれるのか…?身長伸びるかも~という期待込みなのかな?でも少年役はめちゃめちゃ似合いそう!見てみたい~~~(願望)


そして終始司会の山崎さんがイジられていたw 女性ばっかのアフトじゃそうなるよね〜〜あ、あと「アフタートーク」ってずっとアフトって略してたんだけど、みんなAT(えーてぃー)って言っててへえ〜〜〜〜と思った(それだけ)

 

 

ピカレスク セブン


1幕物ノンストップで展開も怒涛だし熱量?パワー?がすごくて考えるな!感じろ!って舞台だった(雑か)いや考えるなはウソだな。でも初見はそんなかんじだったなぁ。展開についていくのがやっとだった…誰が裏切って、誰が誰についたとか、かなりめまぐるしく状況変わっていくから、あれ?今どこが味方なんだっけ???ってけっこう混乱した。あの舞台に22人ってだいぶ多いよね…でもごちゃごちゃしてるとかそういうのじゃなくて、密度がギュッと詰まってるみたいなそんな感じだった。
 2回目はまぁ余裕があったけど、熱量というかパワーがすごいなぁの方に頭がいってしまって、、、台本買ってくればよかったな~~~モマの時に買ったけど(いまだに)読んでないしなと思って今回やめてしまったんだよね…買えばよかった……


マクベスすごかったな~~~(語彙力なし)
マクベスとジャックザリッパーの絡みがすごい好きなんだよね~
キャラクター的にというか、並んだ時のシルエットがいい。マクベスががっしりしてて、そこにすっぽり収まってる…とてもいい……佃井ちゃんめちゃくちゃスタイルがいいよね~~~お顔が小さい!骨格が可愛い!(骨格が可愛い???)さすがのアクションだし、ダンスもキレがあってついつい目がいってしまう。

 細貝の圭ちゃんのノブナガがいいよ~~とてもいいよ~~~~~
全然関係ないけど、あの細貝ノブナガの「で、あるか」を聞くと『利家とまつ』で反町さんが演じた織田信長に似てるな~~という気がしたんだけどどう?あの信長めちゃくちゃかっこいいし、お話も本当におもしろかったよね~また見たい。
って話がそれてしまったけど、それを思い出したほど低音が渋くて貫録のあるノブナガでかっこよかったな~~~

丸山さんが演じた悪の大首領が、なんていうか理想の上司だよね。美学を持ち、部下に優しくアドバイスして成長を見守る。そしてめっちゃホワイト思考(ちょう大事)

「待遇に不満か?ならば休暇を与えよう!」 悪の大首領様の下で働きたい~~~休暇をください~~~!!!!

 

やっぱり初日に見に行って、時間を空けて見て、ってするのが理想だなぁ…

ちょっと消化不良モヤモヤが残ってしまった…仕事め……

 

 つぎはもうちょっと間をあけずに残しておきたいなぁ(と言いながらもう3月終わりそう)